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息するコツ


✴︎ point 

最近のクラスでもよく実践しますが
息する」ことがうまくなると
息が通るってのが確実にわかるようになります。
体の使い方の変化がそれを助けます。


「柔軟性」というと、私は体が固いねん…と避けてゆく方がいるのですが、固いことの理由を知ることは、めちゃめちゃ重要なのです。


体が固い理由は
「動の起点」を知らないことが多い…と、経験上感じます。起点を変えるんです。そしたら、とても見た目にも美しく体が動くようになります。決して痛めることなく、安全に「持って生まれた柔軟性」を発揮することができます。


そして、聞く(読む)だけではなく
実践しながら聞き、体に反映してゆくことで
確実に「息が通る体」に変化します。


で、今日は「息する姿勢」なんですが、
座って息するって難易度高い。(私が思うに)

そこで、なんともズボラに感じるかもしれませんが
まずは" 寝転んで 息してみましょう "


脚を伸ばして仰向けになることもまた
人によっては簡単なことではありません。
その場合は、膝を立てましょう。

寝転んだら、しばらく左右に体を揺すったりして
気持ちいい呼吸の準備をします。
目は…あけてても、閉めてもいいけど、
眼球を休めると、脳の休息に繋がるので、目を閉じ、さらに目を温めたりするのもおすすめです。


しばらくしたら
ふと、落ちつく瞬間があると思うんです。そしたら、動きを止めて、お腹の動きをみましょう。



私たちが息するってね、お腹がすっごく波を打つんです。人によってはお腹の動きが小さすぎることに気づく場合もあります。焦らずに、お腹が動きを思い出せるよう…優しく見守ります。


徐々に徐々に
お腹のひろがりが生まれてきます。


次第に「お腹が蘇る〜元気になる〜呼吸してる〜」ってわかるよ、そしたらそれだけなのに嬉しくなるの。(この嬉しさはやらなきゃわからない)


この波が自然と大きくなれるよう
嬉しい〜が広がってくようサポートする方法はいくらでもあります。そのサポートのひとつが様々なポーズ・ストレッチを伴うものです。






私がおつたえするヨガは、こういう感じです。
○○呼吸法という、技法はあまり使いません。
インドに伝わる伝統的な教えもやりません。


息することが上手になったらいいな
体の使い方が上手になったらいいな


そうしたら、生活のあらゆる分野で、お仕事で、わくわくやパフォーマンスが自然とあがる。

不安症の方もね、自然と不安から手を離せると思います。

実践してみてね♬